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vol.2 子供を見守るようにトマトを育てる、井出トマト農園
ものの先をたどると、そこにはつくる人がいます。
「木曜日のエッセイ」はものをつくる人とみなさまをつなぐ、おたより。
エンベロープでご紹介している作家やブランドに焦点をあて、スタッフが思い入れとともにご紹介します。
第2回目は湘南の地でトマトを育む「井出トマト農園」です。
トマトは好きだけどジュースは飲まないという方にもぜひ味わっていただきたいのが、井出トマト農園の「桃太郎トマトジュース」です。
私自身ジュースは苦手だったのですが井出さんのは全然違っていて、フルーツジュースのようにごくごくと飲めてしまいます。
というのも、農園がつくるだけあってやっぱりトマト自体がおいしいんです。
井出さんのところでは年間を通して様々な品種がつくられていますが、なるべく薬を使わなくてすむようにこまめに健康状態を見守っていて子供のようにトマトを育てています。
トマトジュースもケチャップも機械ではなく、こんな風に人がつくっています。給食室のようですよね。
トマトのおいしさを凝縮させるために、蒸気を飛ばしながら長時間煮込んだ結果、雑味のないきれいな味ができあがります。
生産量は減りますがそれはやっぱりおいしさのためなのです。
取材では、若者が就農したくなるように新しい方法も積極的に取り入れているという話を聞き、ますます応援したくなったのでした。
(エンベロープスタッフわたなべ)
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カテゴリ:木曜日のエッセイ, エンベロープフードホール
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